みなさん、こんにちは！デイジーブライドで婚活カウンセラーをしている、チーチーです。日頃、みなさんの婚活支援をさせていただいている中での気づきや、気になったことなど、とりとめなく書いていきます。宜しければ、お付き合いくださいね。

この間、ある女性会員の方が、お見合いを終えてから私に連絡をくださいました。楽しいお見合いになりましたか？とお尋ねすると、お相手は話題豊富な男性で、お見合い自体はとても楽しかったけれど、一つ「悲しいこと」があった、とのこと。

今回のお見合いは金曜日の夜にセッティングされていたので、忙しい日々を送っておられ、その日もハードスケジュールだった男性は、お見合いの時間に遅れる失礼がないよう早々と仕事を切り上げ、とるものもとりあえず、お見合い場所として指定された、とある高級ホテルのティーラウンジに駆けつけたのだそう。

一見、男性の振る舞いは誠意あふれるものに思えますよね。では、何が彼女を悲しませたのでしょう。

彼女が言う「悲しいこと」って、実は男性の「服装」でした。男性はティーラウンジに、ヨレヨレのスーツ姿で現れたそう。着席した男性の服装を改めて確認すると、スーツは上下ともにしわだらけ、さんざん着古したと思われるワイシャツは襟元や袖口が擦り切れ、革靴もホコリにまみれていたんですって。

彼女は、男性がこの日を「特別な日」だと考えてくれていないと感じ、悲しかったんだそうです。男性にとってこの日が「特別な日」だったなら、お見合いの時間に遅れない気遣い以前に、質素でも、その場に相応しい、キチンとした清潔な服装で臨んだはずですよね。彼女のお話から伝わってくる悲しみ、私も同じ女性としてよくわかりました。

お見合いって、もしかすると自分の一生の伴侶と出会えるかもしれない、本当に特別な機会です。だからこそ、お見合いのお相手には、気遣って、気遣いすぎることなんて、ないんじゃないでしょうか？

彼女の気落ちした声をスマホ越しに聞きながら、ふと、そんなことを考えた夜でした。